営業職を辞めたい!一般事務への転職を1ヶ月で成功させた体験談

一般事務
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私も経験していたのでわかるのですが、営業職は大変な仕事です。
人との関わり合いが苦手な人であれば尚更、苦痛を感じるかもしれません。

そんな人は、転職を機に一般事務などの職種へジョブチェンジすることをおすすめします。

私が営業職から、どうやって一般事務へ転職をしたのか、どのような転職活動をしたのか、営業職から一般事務へ転職するにあたり大変だった点などをお話ししたいと思います。

営業職を辞めたいと思った理由

私が大学を卒業して新卒で入社したのが、営業職をやっていた前職の職場でした。

営業兼販売をまかされ、最終的には3年半ほど勤務しました。

営業はどこの会社も同じだと思いますが、残業代が出ませんでした。

それなのにノルマばかりが多くて辛い職場でした。

そもそも私は営業がやりたくて入社したわけでありませんでした。
入社時は、販売の仕事を希望していました。

それが、まさか自分が営業までやることになるとは思っていませんでした。

そして、私にとって、異動が多いのも辛かった理由でした。

その会社は営業職の異動がとても多くて、私も半年から1年に一度は異動がありました。

私は、人見知りなたちで、そもそも営業も向いてないし、異動も環境や人に慣れるまでにも時間がかかります。

こういったことが、私にとって大きなストレスになっていました。

でも、企業で働くというのはこれが当たり前で、どこにいっても大変なことはあると自分に言い聞かせて、頑張って3年半働き続けていました。

しかし、とうとう退職せざる負えない事態となってしまいました。

重い荷物を積み、車を運転して営業活動をしていましたが、持病の腰痛が悪化してしまい、かがむのも困難なほど辛くなっていました。

また、社内での人間関係も悪くなっていて、居心地が悪く感じるようになっていました。

そんなこともあり、環境を変えて再スタートしたいと思ったこと、人見知りの自分には営業は向いていないと感じたこと、腰を痛めない仕事をしたいと思ったことから、今までとは別職種になる一般事務の仕事を探すことしました

新しく仕事を覚えなければならない面倒さや、新しい場所で一から人間関係に慣れなければならないことを考えると、仕事を辞めることは悩んだのですが、やっぱりこれ以上、営業職を続けるのは無理だと思い決意しました。

営業を辞めて一般事務への転職を目指す

結果から言うと、転職活動を始めて1ヶ月ほどで、一般事務に転職することができました。
どのように活動したのかご紹介したいと思います。

まず、転職活動のスタートはですが、私の場合は辞める1ヶ月前には、すでに退職届を出していました。
一応退職の希望はすぐに受け取ってもらえましたが、引き続きの関係もあり1ヶ月後の退職となりました。

すぐに次の働き先を決めなければと思っていたので、在職中に転職活動をしようと思っていたのですが、これがそう簡単にはいきません。

思うように転職活動の時間が取れず、働きながら転職活動をするのが大変だと改めて実感しました

また、新卒と中途では、就活方法も異なり、新卒で就活したっきりの私にはどのように活動するかも分からず、結局、実際に転職活動を開始したのは退職後となってしまいました。

それでも、転職活動で在職中でも出来たこともいくつかあります。

  • 転職サイト、転職エージェントへの登録
  • ハローワークに行ってハローワークカードを作ること
  • 求人をチェックする
  • 受講生を募集している職業訓練の講座の説明を受けること
  • 履歴書や職務経歴書を書くこと

在職中も時間をみつけて、以上のことをやっていたので退職後のスタートダッシュが早かったのだと思います。

利用していた転職エージェントの担当さんにも言われたのですが、転職に2〜3ヶ月かかる人もいるなか、私のように1ヶ月で、しかも別職種への転職が成功したのは早かったそうです。

時間が無いなりに、早めに行動を起こすことが成功の近道だと感じました。

また、ハローワークに行って、パソコンで求人を閲覧するだけなら、カードは作らなくてもできます。

求人に応募したり、ハローワークが主催している無料のセミナーに参加したり、職業訓練に通う場合や退職後の雇用保険の手続きをする際などはハローワークカードを作らなければなりませんが、とりあえずどんな求人があるか見てみるだけでも、転職活動の準備が進みます。

転職活動の種類はいろいろ

いざ、転職活動をしてみるといろいろな転職活動の方法があることを知りました。

ざっくり、私が入り口にした転職活動・情報は以下の通りです。

・転職エージェント
・転職サイト
・ハローワーク
・地元求人情報誌
・派遣社員(紹介予定派遣)

転職の入り口にも、知り合いの紹介や、転職サイトを活用したり、転職エージェントを利用したり、紹介予定派遣、求人情報誌など様々なものがあります。

地元の転職情報誌などは見ていたのですが、地方だからか求人数があまり多くはありませんでした。

転職エージェントや転職サイトは、大企業の求人ばかりと思っていましたが、中小企業や自治体の仕事など地域密着の求人もたくさんありました。

また、正社員にこだわらないなら派遣社員も良いと思います。
時間など、条件のある働き方を望むなら派遣は働きやすいです。

派遣会社にいくつか登録しておいて、常に情報を受け取れるようにしておくことで、いざというときの保険になります。

派遣会社からは、仕事の紹介の電話はたくさんかかってきたので、紹介予定派遣も視野に入れて利用しようとは考えていました。

派遣にも登録しておきましたが、特に時間に縛られていないし、独身ですし、ガッツリ働きたかったので、最優先では正社員を希望していました。

書類選考落ちは職務経歴書の書き方を見直す

新卒と違って転職には、職務経歴書は欠かせません

履歴書だけでも転職活動はできますが、職務経歴書の提出を必須としている企業が多いです。

私も、始めて作るものだったので参考例を見ながら書いて、転職エージェントの担当さんに添削してもらっていました。

自分ひとりで作るより、添削してもらったりアドバイスがあることで職務経歴書が魅力的になります。

履歴書や職務経歴書の書き方に不安がある場合や、すでに書き方自体忘れたという場合でも、転職エージェントで相談すれば添削してもらえたり、転職サイト、転職エージェント主催で職務経歴書や履歴書の書き方のカウンセリングやセミナーも開催されています。

地域によって異なると思いますが、そういうものに参加してみるのも良いと思います。

どこの転職エージェントでもだいたい転職に向けてのカウンセリングが実施されていると思います。

意外と便利な制度やサービスがあるのでせっかくなら思い切り使ってみたほうが、良い就職に繋がると思います。

私は大いに転職エージェントを利用し、良い転職活動に繋げることができました。

未経験者歓迎の一般事務へには応募が殺到

私が事務を選んだ理由は、前職で腰を痛めたこと、異動の可能性がないこと、営業のように人とあまり話さなくて良いということからでした。

そして、営業職から一般事務への転職で大変だったことは、経験がなかったことです。

一般事務の中途採用の募集要項に書いてあることといえば、たいてい”経験者優遇”です。

接客や営業と違って、事務は経験者優遇で募集していることが多く、特に経理事務は経験がないとかなり厳しいと思いました。

ですから”未経験者歓迎”の企業には応募が殺到します

しかも、条件の良い企業だとさらに応募数が多くなり、その中にはもちろん経験者の方もいるので、経験のない私なんかが太刀打ちできるような状況ではありませんでした。

しかし、それでも履歴書を送らないことには何も始まらないので、とにかく未経験者でもOKの企業があったら送るようにしていました。

ですが、やはり書類選考がなかなか通りません。

転職エージェントの担当さんにも相談したりして、前職の営業で学んだことを一般事務で活かせるスキルがあれば、職務経歴書に盛り込み、電話応対や培ったコミュニケーション能力は活かせると思ったので、その辺りを大げさに強調して職務経歴書に書きました。

また、受付事務など接客経験を活かせる会社など、応募する範囲を広げたことで、書類選考の通過率は確実にあがりました

そして、少しでも良いかもと思った企業や、ピンときた会社には、かたっぱしから書類を送っていました。

1つの企業に応募して結果がくるまで待っていると落ちた時に時間の無駄ですし、その間に他にも良い求人が掲載されるかもしれません。

選考中の会社のストックが2社以上あることで気持ちにも余裕が出て、面接でも自信をもってアピールができるようになってきます。

転職エージェントで面接対策や希望すれば模擬面接もやってくれます。

なるほどと思うこともあったので、模擬面談はしてもらったほうが良いと思います。

結果、退職後1ヶ月で希望していた一般事務の仕事に転職することができました

新卒のときとは違ったのは転職エージェントなどのサービスを積極的に利用できたことです。
自分なりに転職活動について勉強して、前向きに改善を続けたことで、今回の転職成功につながったと思っています。

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