短期間での転職回数が多いと転職が不利になる?面接で突っ込まれたらどう答えるべき? 

転職回数が多い
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転職回数が多いと面接でそのことを突っ込まれることがあります。

やっぱり、転職回数が多いと採用の評価も悪くなるのでしょうか。

1つの仕事が長続きしない人だと思われないか、採用してもまた辞めてしまうと思われないか、いろいろと心配になります。

もちろん、企業としては、出来る限り長く勤めてくれて、自社に良い影響を及ぼしてくれる人材を探しています。
企業側は、すぐに辞めてしまいそうな人を積極的に採用しようとは考えません。

転職回数が多い場合、転職の採否に影響がでるかどうか、もし面接で突っ込まれたらどう答えればいいのか、気になる点を解説していきたいと思います。

転職回数が多いと不利?

転職回数が多いと確かにイメージはあまり良くありません。
コロコロと仕事を変える人なのか、1つのことをやり遂げることができない人なのか、飽きっぽいのか、根性のない人なのかと面接官は様々なことを思ってしまうかもしれません。

しかし転職回数が3回だろうと4回だろうと大事なのは中身です。
回数が多いことよりも今まで勤務してきた企業でどのような経験を積んできたのか、様々な企業で働く中で経験も豊富になっているはずです。

「それらを活かして、どのように仕事をしていきたいのか」

転職を繰り返したのには訳がありますよね。
なぜ、転職回数が多くなってしまったのか、きちんとした理由や経緯を話すことで面接官を納得させることができれば問題ありません。

業種によっては転職回数は関係ないこともありますし、転職回数が多いことは一概に不利とはいえません。

例えば、最初にアルバイト、2回目は派遣社員、3回目は契約社員、4回目は正社員という転職の経歴を持った人もいるはずです。
この場合、雇用形態が全て違い、その都度ステップアップしているのが分かります。

こうなったのには理由があって、全て意味のある転職のように思えます。

徐々に責任ある仕事に移っていますから、向上心のある人だと捉えることもできます。

ですから回数が多くても、その理由をきちんとしっかり説明し、面接官を納得させ、むしろ「この人を採用したい」と思わせることもできます。

短期間で転職を繰り返してしまった場合

短期間で転職を繰り返すことが1番厄介です。
短期間というのは第二新卒を除いて、主に2年以内で辞めたことをいいます。

2回から3回繰り返すと第一印象はあまり良くありません。
書類で落とされてしまうことも多くなります。

しかし、書類を通過し、面接までいけたなら、上手に答えることでチャンスが生まれます。
上手に工夫し、上手に見せることで印象を大きく変えることができます。

短期間で転職を繰り返した過去についても、筋の通った理由付けをして全て前向きに述べ、魅力的な答え方をすることでプラスの印象をもたせることができます。

転職回数が多い場合、面接での良い答え方とは?

「転職回数が多いのはなぜですか」
転職回数が多い人は、聞かれる可能性が高い質問です。

どのように答えるのが良いのでしょう。

どの転職も前向きな理由が良い

人間関係がうまくいかなかった、残業や休日出勤が多かった、実際やってみたらやりたい仕事ではなかったなど、このような理由で転職をすることになった人もいるでしょう。

ですが、これらを正直にいってはいけません。
あまり良い印象ではないからです。

多少無理をしても、それ以外に辞めた理由を書き出してみましょう。
転職ごとに辞めた理由、入社した理由などを書き出して、そこからストーリーを考えてみるのです。

最終的にはこうなりたい、こういうことがやりたいというビジョンを立て、そこへたどり着くようなストーリーとなるのが1番良いです。

できるだけ応募企業で、そのビジョンを叶えたいというような感じでまとめましょう。

そして最後に、”今後は長く働いていきたい”と思っていることを伝えるのもアピールとなります。

上司や企業のせいにするのはNG

企業を辞めた理由に、上司からパワハラを受けた、会社の雰囲気が合わなかった、会社の方針に不満があったなど、会社のせいにするのはいけません。
周りや環境のせいにしてしまう人なのだと思われます。

面接官はそのようなことを言っても決して同情してくれません。

今までは会社のせいで辞めざる負えなかったというニュアンスの言い方をすれば、また同じことになるという印象を与えてしまいます。

反省から改善点を語る

もし、適当な良い転職理由が見つからないなら、良くなかった点を正直に反省して、それを次にどう活かしていくかを話せると良いです。

「焦って就活をし、採用は決まったが、いざ入社してみると思っていたことと業務内容が違っていた。
安易に企業を選んだことは反省しなければならない。
しかし短期ながら〇〇の経験を積むことができた。
この経験も御社の〇〇業務に活かして貢献したい。」

といった感じで、反省から改善すべき点を明確にすることで前向きな印象を与えることができます。

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